笑うな!★無駄なこと(3)教授の独り言

目、手足、胃腸など、私の身体の各部分は、消化、歩行、知覚などの役割を果たしており、必要なもんだと言えるが、身体全体はこれといった機能や役割をもつわけではない。

身体の各部分は役に立っているのに、身体全体は、特別な機能を持たない盲腸と同じように、何の役に立っていないように思われる。

子孫を残すのに役立っていると言われるかもしれないが、では、人類全体は何の役に立っているのか。

いつかは人類全体が消滅するときもくるのだ。

そもそも、この宇宙全体が無駄ではないのか。




盲腸も人類も宇宙も無駄だとすると、ひょとしたら自分も本当に無駄ではないか。

そうなれば、自分の一生も、結局は無駄ではないのか。

この疑問に対し、誰もが思いつくのは、「たしかに無駄としか思えない」という、一番思いつきたくない答えである。

この恐ろしい答えを回避するために、「無駄も必要だ」と主張する人がいる。(私も、ときどきそう主張する。)

ここから、以下の論旨が自明である。


私は無駄である。

しかし、無駄なものも必要である。

ゆえに、私も必要である。

ゆえに、私は無駄ではない。


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